2004年に公開され、木村拓哉さんが声優を務めることでも話題になったスタジオジブリ作品。
臆病な魔法使いと90歳のヒロインの純粋な愛の物語。登場人物たちの心の変化に注目です。

では早速、映画【ハウルの動く城】のロケ地(舞台)や過去の視聴率について紹介していきます。

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映画【ハウルの動く城】の作品情報

©︎東宝
制作年(国名) 2004年(日本)
公開日 2004年11月20日
上映時間 119分
ジャンル ジブリ
監督 宮崎駿
主要キャスト 木村拓哉
倍賞千恵子
神木隆之介
美輪明宏
我修院達也
大泉洋
加藤治子
原田大二郎
配給会社 東宝

映画【ハウルの動く城】のロケ地

フランス コルマール


アルザス地方にある街で、まさにハウルの世界そのもの!
木組みでパステルカラーの建物が並び、とても素敵な雰囲気ですね。

ハウルのお城が歩く大草原


ハウルの城が歩いている景色はカザフスタンやキルギスなど
中央アジアの景色がモデルになったと言われています。

映画【ハウルの動く城】の主題歌

『世界の約束』

歌っているのはソフィー役の倍賞千恵子さん。
作詞は谷川俊太郎さん、作曲は千と千尋の神隠しの主題歌も手掛けた木村弓さんです。

映画【ハウルの動く城】の過去視聴率は?

2006年07月21日 32.9%
2008年10月03日 18.7%
2010年07月16日 19.0%
2013年01月04日 11.8%
2015年10月02日 15.5%
2018年08月10日 14.5%

初回放送はなんと32.9%の超高視聴率!
どれだけ注目されていたかがわかりますね。

映画【ハウルの動く城】の評価

3.8/5

予告編・予告動画

予告編

作品概要

原作は『魔法使いハウルと火の悪魔』(イギリス ダイアナ・ウィン・ジョーンズ)です。

呪いで90歳になってしまった少女ソフィーと、美しい容姿を持つが臆病者の魔法使いハウル。

そして個性的なキャラクターたちとの奇妙な共同生活を描いたファンタジー作品です。

登場人物(キャスト)

ハウル/木村拓哉


物語の主人公。
素晴らしい才能と美しい容姿を持った魔法使いの青年。しかし性格は見栄っ張りな臆病者。

ジェンキンスやペンドラゴンなど様々な名前を持ち、面倒なことからは逃げ回る生活をしている。
火の悪魔カルシファーとある契約を結び、4本脚で動き回る奇妙な城に住んでいる。

ソフィー・ハッター/倍賞千恵子


もう1人の主人公。亡き父親の帽子屋で針子として働く18歳の少女。
いずれは自分がお店を継がねばと思ってはいるものの、本当にやりたいことなのか迷いを持つ。

いつも自分に自信がなく、地味な格好で真面目な生活をしている。
ある日荒地の魔女に呪いをかけられ90歳の老婆にされてしまい、呪いを解くためにハウルの元へ向かう。

荒地の魔女/美輪明宏


サリマンと同様に王宮に仕えるほどの力を持っていたが、悪魔との契約をきっかけに王宮から追い出された魔女。
若さ・美しさ・強い魔法の力を手に入れようと、粘液状の黒い人型の手下を使いながらハウルの心臓を狙っている。

カルシファー/我修院達也


ハウルの動く城の暖炉に住む、火の悪魔。
ハウルとある契約を結んでいる。カルシファーの魔力がハウルのお城の原動力。

おだてると素直に喜ぶお調子者。水が苦手。

マルクル/神木隆之介


ハウルの弟子。お城に一緒に住んでいて、来客時には小柄で髭を蓄えた老人に変装しハウルの代わりに用件を聞く。

最初はソフィーのことを魔女ではないかと疑っていたが、次第にソフィーに懐いていき、子供らしさを見せるようになる。芋と魚が嫌い。

カブ/大泉洋


荒野で草むらに引っかかっていたところをソフィーに助けられたカカシ。
頭部分が野菜のカブでできていたのでカブと呼ばれるように。

複雑な魔法をかけられており、喋れないが言葉は理解できる。
一本足でジャンプしながら動き回り、何かと助けになる。

サリマン/加藤治子


魔法学校の校長であり、王室付き魔法使いを務める老婦人。
ハウルを弟子に持ち、ハウルからはマダム・サリマンと呼ばれている。

強力な魔力を持ち、国王からも絶大な信頼を得ている。

ヒン/原田大二郎


サリマンの使い。ハウルたちの監視役としてソフィーに付いていく。
しかしソフィーやマルクルとすっかり仲良くなってしまい、サリマンからは浮気者と呆れられてしまう。

大きな耳を動かして飛ぶ事ができる。「ヒン」と鳴くことからその名を付けられた。

映画【ハウルと動く城】のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

ネタバレ注意

ここから先はネタバレを含みます。まだ知りたくないと言う場合はご注意ください。

映画【ハウルの動く城】のあらすじ【1/4】

19世紀の欧州、そこには魔法と科学が共存する世界がありました。
亡くなった父親の帽子屋で針子として働く18歳の少女、ソフィー。とても真面目で働き者ですが、自分に自信が持てず、本当にやりたいことは何なのか悩んでいました。

近頃では、魔法使いハウルが心臓を奪いに4本足で動く城に乗ってやってくる、という噂もありましたが、美人しか狙われないから自分には無関係だと、ソフィーは気にも留めませんでした。

ある日、ソフィーは妹の働くお店に向かう途中で軍人にナンパをされて立ち往生。困っていると、あたかもソフィーと待ち合わせしていたかのような振る舞いで美しい青年が現れました。青年は軍人を追い払った後、魔法を使ってソフィーと空中を歩き、妹の働くお店へと連れて行ってくれました。ソフィーは夢のような出来事に信じられない様子で、妹との会話もままならぬうちに帽子屋に戻りました。

その夜、戸締りをしたはずのお店に怪しげな女が入ってきてしまいました。お店に入るなり、内装や帽子に文句をつけ始めます。腹を立てたソフィーは強気になって追い返そうとしますが、その女が荒地の魔女だと気がついた時にはもう手遅れ。ソフィーはなんと90歳の老婆の姿へと変えられてしまいました。「ハウルによろしく」と言いながら荒地の魔女は去っていってしまいました。

実は、昼間ソフィーが出会った美しい青年こそが魔法使いハウルであり、ハウルを追っていた荒地の魔女はソフィーとハウルに繋がりがあると知り、ソフィーにも目をつけていたのです。

シワシワの手に曲がった腰、掠れた声に大きな鷲鼻のおばあちゃんになってしまったソフィー。
こんな姿ではお店に居られないと、荷物をまとめて家出をしました。

山を登る途中、休憩していたソフィーは杖として使えそうな枝を見つけました。引っ張ってみると、なんとそれはカブ頭のカカシ、カブでした。
カブには魔法がかけられており、喋ることはできませんが、言葉は理解ができ、飛び跳ねて動くことはできました。もうこれ以上魔法には関わりたくないと思っていた

ソフィーはカブを追い払いました。
ところが、カブは助けてくれたお礼として、ハウルの動く城を連れてきてしまいました。

仕方なくソフィーはお城の中に入りました。ハウルも老婆の心臓は食べないと思っていたからです。
お城の中で最初に出会ったのは、火の悪魔カルシファー。カルシファーはソフィーがの呪いに気づくと、取引を持ちかけます。

ハウルとカルシファーの間にある契約の謎を見破ってくれたらソフィーの呪いを解くと言うのです。しかし疲れ果てたソフィーは曖昧な返事をしながら眠りにつきました。

映画【ハウルの動く城】のあらすじ【2/4】

翌朝、ソフィーが目を覚ますとハウルの弟子、マルクルが居ました。朝食のためにソフィーは強引にカルシファーの上にフライパンを置き、ベーコンエッグを作り始めるソフィー。そこへハウルが帰ってきました。ソフィーはとっさに自分は掃除婦のソフィー婆さんだと名乗ります。

カルシファーがハウル以外のために働いているのを見て少し驚くハウルでしたが、そのまま皆で朝食を摂りました。

ソフィーのポケットには荒地の魔女からハウルへのメッセージがいつの間にか入れられていました。「ハウルの心臓は私のものだ」と書かれていたことから、ソフィーは荒地の魔女の手下なのではと疑いますが、ソフィーは真実を話す事ができない呪いも同時にかけられており、何も話すことができませんでした。

ある日、街で買い物をしていたマルクルとソフィーはゴム人間(荒地の魔女の手下)が居ることに気がつき大急ぎで城に戻りました。
すると突然ハウルの叫び声が。ソフィーが棚を掃除した際に偶然ハウルの魔法を変えてしまったせいで、ハウルの髪の色が変わってしまったというのです。

「美しくなければ意味がない」と怒鳴り散らし、あまりのショックからドロドロに溶け始めてしまいました。ソフィーは「私なんてどうせ…!」と泣きながら城を飛び出しますが、冷静になってお城に戻り、ドロドロになったハウルのお世話を始めるのでした。

人間の姿に戻ったハウルは、自分は臆病者だとソフィーに打ち明け、師匠サリマンからの呼び出しも怖くて行けないので代わりにソフィーに行ってもらうことにしました。ソフィーはハウルからもらった指輪をつけ、ハウルの母として王宮に向かいました。

王宮には荒地の魔女も来ていました。
しかしそこでは魔法の使用が禁じられ、急な階段をやっと登ったと思った矢先に魔法を全て吸い取られてしまい、すっかり老婆の姿となってしまいました。

サリマンは国王に仕えており、ハウルにも戦争への参加を求めてきました。参加するなら悪魔との契約を解消する方法を教え、断るなら荒地の魔女と同様に魔法の力を奪うと言うのです。

そこへ変装して飛行機に乗ったハウルが現れ、ソフィーを助け出します。ハウルがおとりとなり、ソフィーはハウルが乗ってきた飛行機を使ってお城に向かいました。飛び立つ際、魔力の抜けてしまった老婆の荒地の魔女を連れ、サリマンの犬、ヒンも連いてきてしまいました。

映画【ハウルの動く城】のあらすじ【3/4】

荒地の魔女とヒンも一緒にお城に来てしまい、追い出すわけにも行きません。皆で一緒に暮らすことを決め、ハウルはお城のレイアウトを魔法で変えました。ソフィーには帽子屋と同じ部屋と、ハウルが小さい頃に過ごした花畑をプレゼントしました。

その頃、町では空襲警報が鳴り響いていました。
それまでハウルのお城はカルシファーの魔力によって守られていましたが、サリマンが仕掛けた罠によってカルシファーの魔力が急激に弱まってしまいます。ハウルはソフィーたちを守ろうと、1人で戦いに出て行ってしまいました。今まで臆病だったハウルでしたが、ソフィーを守りたいと強く思うようになっていたのです。

ソフィーもハウルを助けるため、お城を捨てる決意をします。ただ、お城を移動させるにはカルシファーの魔力が必要です。魔力を高めるにはソフィーの体の一部が必要だと聞くと、ソフィーは三つ編みの髪の毛を差し出しました。それを食べたカルシファーは復活してお城が動き出しました。しかし同時に、ハウルの心臓はカルシファーの元にあると荒地の魔女に知られてしまいました。

荒地の魔女は魔力こそ抜けてしまいましたが、ハウルの心臓を欲している気持ちは変わっていませんでした。カルシファーの中にあるハウルの心臓を鷲掴んだことによって、カルシファーの火が体に移って炎に包まれてしまいます。

ソフィーはとっさに、荒地の魔女に水をかけて消火しました。しかしその瞬間、お城は動きながらバラバラに崩れてしまい、ソフィーはマルクルたちとはぐれてしまいました。

映画【ハウルの動く城】のラスト・結末(ネタバレ)【4/4】

なんとか助かったソフィーでしたが、カルシファーに水をかけてしまったと後悔します。
カルシファーの炎が消える事はハウルの心臓が止まることとと同じ。ハウルも死んでしまったのではないかと、泣き出してしまいました。
すると、ハウルからもらった指輪が一筋の光を放ち、あるドアを指していました。ドアの中に入ってみると、ハウルの過去の記憶と繋がっていました。

そこは少年時代のハウルの姿がありました。
ハウルは花畑の中で流れ星を受け止めて飲み込み、心臓を取り出しました。その取り出した心臓が真っ赤に燃え上がります。その心臓こそカルシファーでした。ソフィーはハウルとカルシファーの契約の内容をやっと知ることができました。

ドアから出て元の時代に戻ったソフィー。そこに待っていたのは大きな羽を持った怪物。
それは戦いから戻ってきたハウルでした。酷い怪我を負いながらもソフィーを待っていました。

ハウルと一緒にマルクルたちと合流したソフィーは、荒地の魔女を説得してハウルの心臓を返してもらいました。
「カルシファーが千年も生き、ハウルが心を取り戻しますように」と強く願いを込め、ハウルの胸に心臓を押し当て、そのまま体の中に入れました。

カルシファーとハウルの契約が解消されたことによってカルシファーはついに憧れの自由の身になり、大空へ飛び出します。しかし同時にカルシファーの魔法が切れ、全員が崖から落ちてしまいそうになります。
そこに現れたのはカカシのカブ。一本足でなんとか転落を喰い止めてくれたのです。

お礼にソフィーがカブにキスをするとカブの魔法が解け、人間の姿に戻りました。カブは実は隣の国の王子様だったのです。彼もまた呪いによってカカシの姿にされてしまっていたのでした。カブは皆に挨拶をし、戦争をやめさせるために自分の国へと帰って行きました。

ハウルは心臓が戻ったことで「体が石みたいだ」と言いながら目を覚ましました。
ソフィーは思わずハウルに抱きつき、大好きだと伝える事ができました。

ヒンはこのことをサリマンの水晶へ報告しました。
サリマンは今頃連絡してきたと呆れながらも、戦争を終わらせましょうと決断しました。

自由の身になったカルシファーでしたが、やはり皆と一緒にいることを選んで戻ってきました。

新しくなったハウルの城は、ハウルたちを乗せてまた歩き出しました。

映画【ハウルの動く城】のココが見どころ↓

ハウルとソフィーの純粋な愛

©︎2014 二馬力・GNDDDT

スタジオジブリ作品の中でここまでキスシーンをしっかり描いた作品は今までありませんでした。
特に映画後半からはハウルとソフィー、2人の愛を存分に感じられます。

ソフィーの姿はいつ変わる?

©︎2004 二馬力・GNDDDT

劇中、ソフィーの姿は老婆になったり少女になったりを繰り返しています。
どんな時に姿が変わっていくのかを考えながら観ると、物語をより楽しめると思います。

美味しそうな食事

©︎2004 Studio Ghibli・NDDMT

今や「ジブリ飯」という名がつくほど、ジブリ作品に出てくる料理は魅力的なものが多いです。
ハウルの中ではやはりベーコンエッグが有名でしょう。思わず作ってしまう人もいらっしゃるほど。

私はソフィーが老婆の姿になって食べるパンも印象に残っています。

感想・レビュー・口コミ


ハウルの1つ1つの立ち居振る舞いが美しく、見惚れてしまいます・・。


劇中に出てくるベーコンエッグは本当に美味しそう!
観終わった後は思わず再現してしまう人も続出です。


こんな裏エピソードも・・!?

まとめ

映画【ハウルの動く城】のロケ地や過去の視聴率はいかがでしたか?

視聴率が示しているように、観るたびに新たな発見があるので何回でも観たくなります。

実は原作の小説と映画は大きく違った展開になっているようなので、原作を読んでみるとまた違う楽しさを感じられるかもしれませんね。

ではまた次回!

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