日本最凶の心霊スポットといわれる「旧犬鳴トンネル」を舞台にした映画が、2020年2月7日に公開されました!

「呪怨」シリーズで有名な清水崇監督が手掛ける、身の毛がよだつ最恐ホラー作品です!

と言うわけで、今回は「犬鳴村」のあらすじや見どころ、感想などについてまとめてみました!(ネタバレなし)

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映画【犬鳴村】の作品情報

©東映
制作年(国名) 2020年(日本)
公開日 2020年2月7日
上映時間 108分
ジャンル ホラー
監督 清水崇
主要キャスト 三吉彩花
坂東龍汰
大谷凛香
古川毅
宮野陽名
高嶋政伸
高島礼子
配給会社 東映

映画【犬鳴村】のロケ地

映画は「旧犬鳴トンネル」が舞台となっていますが、現在は立ち入り禁止の場所でありますので、「旧犬鳴トンネル」と同じように現在は使用されていないトンネルで撮影したそうです。また村でのシーンは、福井県境にある岐阜県本巣市根尾越波(おっぱ)の集落で行われたそうです。

主演の三吉彩花さんは撮影後のインタビューで、

「水たまりがありジトジトしていたし、撮影は夜なので寒く、出口の見えないトンネルが怖かった」

と語っています。

映画【犬鳴村】の主題歌

Ms.OOJAの「HIKARI」
Ms.OOJAさんと監督の清水崇氏、音楽制作の海田庄吾氏で妥協なく作り上げたという一曲です。

映画【犬鳴村】の評価

3.2/5

予告編・予告動画

犬鳴村 予告60秒

作品概要

福岡県に実在する心霊スポット「旧犬鳴トンネル」を舞台に作られたこの映画。監督は清水崇脚本は保坂大輔&清水崇です。

「呪怨」シリーズや「戦慄迷宮3D」などで有名な、ホラー・スリラー映画のプロフェッショナル、清水崇監督。脚本は「戦慄迷宮3D」や「貞子3D2」で脚本を手掛けてきた保坂大輔氏。

このふたりのタッグはまさに最強で最凶といえます!世界からも注目を集めている作品だそうです!

主人公の森田奏を、雑誌Seventeenのトップモデルを務め「女子高校生のカリスマ」とも呼ばれた女優兼モデルの三吉彩花が演じます。

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登場人物(キャスト)

森田奏/三吉彩花

臨床心理士として働いている。兄の悠真が心霊スポット「犬鳴トンネル」を訪れて以来、奏の身の回りで不可解な出来事が起こり始める。

それら出来事の共通点は「犬鳴トンネル」

奏は不可解な出来事の謎を解明すべく「犬鳴トンネル」へ向かうことになる。

森田悠真/坂東龍汰

奏の兄。恋人の西田明菜と一緒に「犬鳴トンネル」へ向かうも、不可解な出来事が起こる。

西田明菜/大谷凛香

奏の兄、悠真の恋人であり、アッキーナという名のユーチューバー。

成宮健司/古川毅

犬鳴村の謎を知る青年。物語のカギを握る。

籠井摩耶/宮野陽名

犬鳴村の謎を知る少女。物語のカギを握る。

映画【犬鳴村】のあらすじ(ネタバレなし)

臨床心理士の森田奏は、担当患者の遼太郎という少年から、最近変な夢を見るという話を聞かされます。彼は、「言っちゃいけないって。ママが悲しむから」と妙な事を口にしました。

そして誰もいない方向へと手を振っているのです。奏はもともと霊感があるからなのか、同じ場所で幽霊である「ママ」を見てしまいます。

奏の兄、森田悠真と恋人の西田明菜が、YouTubeの動画撮影の為に「犬鳴トンネル」に踏み入れることになります。

それ以来、「わんこがねぇやに、ふたしちゃろ~♪」という気味の悪い歌を口ずさみおかしくなった明菜をはじめ、奏の周りでは不可解な出来事が起こり始めます。

そのすべてを突き合せてみると、共通点として浮かび上がってきたのは…

「犬鳴トンネル」

「トンネルを抜けた先に村があり、そこでXXを見た」という言葉を残し突然死した女。全ての謎を解明するために、奏は「犬鳴トンネル」へと向かう。

奏がトンネルの先で見たものは何だったのか…。

映画【犬鳴村】のココが見どころ↓

実在する心霊スポットである

©2020 「犬鳴村」製作委員会

まず何といっても、ここが実在する心霊スポットだという点が見どころの一つです。

「犬鳴村」は全長150メートルの「旧犬鳴トンネル」を超えた先に”あったとされる村”です。入ったら戻ってこられなくなるという都市伝説もあるほどの場所で、日本屈指の心霊スポットだそうです。

トンネルがあるのは「犬鳴峠」という場所で福岡県宮若市と糟屋郡久山町との境をまたぐように実在し、今は新犬鳴トンネルが開通しています。

また、この犬鳴村「都市伝説」が有名になるきっかけの事件があったそうです。

それは犬鳴峠リンチ焼殺事件(1988)

車の貸し借りをめぐり起こった事件で、当時20歳の青年がリンチされた上に、事件の発覚を恐れた加害者グループによって焼き殺されたという凄惨な事件です。

事件の残虐性から、心霊スポットとして一気にその名が広がったといわれています。単に都市伝説として広がったのではなく実際に事件が起こっている…

いわば箔付きの心霊スポット、という点がより恐怖を煽るのではないでしょうか。

じわじわとやってくる恐怖

©2020 「犬鳴村」製作委員会

「九州に存在する実在の心霊スポット」
「地図から消された村」
「決して近づいてはならない」
「今ではもうダムの底」
「聴こえるはずのない呼び声」
「この先日本国憲法通用せず…」

じわじわと、そしてゾクゾクする恐怖の数々。

爆音や大声、グロテスクに頼りすぎないジャパニーズホラー作品に仕上がっています。

しかも、この映画の謎を解くカギは「血筋」
予告動画からは予想もつかないラストに、怖いだけでないストーリーの面白さを感じられるはずです。

エンドロールで流れる現在の「旧犬鳴トンネル」

©東映
©東映
©東映

現在、完全封鎖されている「旧犬鳴トンネル」ですが、一般には観ることのできない“今”の姿が映画本編のエンドロール映像で見ることができます。(画像はその一部です)撮影には福岡県宮若市の市職員が立会いの下行われたそうです。映画の公開に伴い、バリケードが強化されているそうです。

配給会社である東映の公式YouTubeチャンネル「東映映画チャンネル」にて、公開前日の2月6日に既に公開されています。

公開前日にエンドロールが配信されることは斬新で、視聴回数はグングンと伸びています。

約3分間の映像では、村があったとされる場所にあるダム。ドローンで撮影された峠の全体。トンネルへと続く薄暗い道。

これは暗い映画館で見るとより恐怖が味わえそうです。

映画を観た人からは「本編と変わらないくらい怖い!」という声が上がっています。

3枚の画像では伝わり切らない、映像で見るからこその恐怖を映画館で味わっていただきたいです。

感想・レビュー・口コミ

ホラー映画はやはり、映画館でないとその怖さが伝わらないので、気になっている人はとにかく映画館に行ってほしいと思います。
主演の三吉彩花さんは、「モデル出身でありながら、緊張感のある素晴らしい演技をしていた!」という感想を多く見かけますので、そのあたりも気になりますね!!


↑毎年たくさんのホラー映画が公開される中、最近はジャパニーズホラーのヒットは少なかったように思います。
ホラー・スリラー映画のプロフェッショナル清水監督が、2020年新たなジャパニーズホラーの世界を開いてくれたのではないでしょうか。


↑じわじわと、ずっと得体のしれない何かがある、それが一番怖いですよね。


↑ここまで恐怖を煽られると行ってみたくなりますよね。わかりますその気持ち。

まとめ

以上が映画「犬鳴村」のあらすじや見どころ、感想になります。​

清水監督がつくるジャパニーズホラー作品!最凶心霊スポット「犬鳴村」の都市伝説を元にした本作の恐怖をぜひ味わってください!

ではまた次回!

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