©︎2001 Studio Ghibli・NDDTM

千と千尋の神隠し」は困難に立ち向かいながらも懸命に生きる千尋の姿が印象的な物語です。

作中では密かに生理を迎えて身体的にも成長していた千尋。

実はそんな彼女には、モデルになった少女が存在するのをご存知ですか?

さらに当初、そのモデルの名前が用いられる計画で名前が「千尋」になる予定じゃなかったとか…

ここではそんな作品の隠しエピソードから制作前の裏話までご紹介します!

Sponsored Link



「千と千尋の神隠し」の隠しエピソード!?千尋は生理を迎えていた

出典:https://nyankichi114.com/anime-comic-game/rinshotai/

「千と千尋の神隠し」の主人公・千尋といえば最初に登場した時から何だかボーッとした表情でしたね。

身体も細くて色白。映画の主人公らしからぬ頼りなさや平凡な印象を持った人もいるかもしれません。

しかし、トンネルの向こうの不思議な街に迷い込んだ後から様子が一変。

名前を変えられたことで、気持ちに何か変化があったのかもしれませんね。

物語の最後には自分の意志で物事を考えて決断し、行動力を持った少女になっていました。

そのおかげで自分の名前も、ハクの名前も取り戻すことができました。

先述した通り、成長の1つとして彼女が生理を迎えたのではないかと言われているシーンがあります。

お湯屋に迷い込み、湯婆婆との契約条件として名前を奪われ「千」という新しい名前になった千尋。

その後、部屋で世話役のリンと作業服を探している途中に、千尋はお腹を抱えて座り込んでしまいます。

このシーンこそ、生理を迎えたのではと言われているシーンなのです。

翌朝、千尋は布団の中でガタガタと震えていました。

「千と千尋の神隠し」に関するネット上の考察によると、この場面についても2つの説が言われています。

彼女が働くことになったお湯屋は、現実世界で言うところの「風俗」とされる場所。

名前も変わり、とんでもない契約をしてしまって「この先どうなってしまうのだろう…」という恐怖で震えているという説が1つ。

そしてもう1つ、生理という身体の異変が大きな戸惑いになったという説もあるのです。

「生理」が使われた作品は「千と千尋の神隠し」だけじゃない

出典:https://renote.jp/articles/13973/page/3

成長の1つとして用いられた生理ですが、実は「千と千尋の神隠し」だけではなく他のジブリ作品でも使われているのをご存知でしたか?

例えば「魔女の宅急便」。主人公・キキがある日飛べなくなってしまった時にお腹を押さえるシーン。

これは生理を表しているそうです。キキは心と身体の成長を乗り越え、最後には自分に自信を取り戻しました。

また、「おもひでぽろぽろ」のタエ子は小学5年生。

生理によって男子にからかわれてしまい居心地が悪く、気持ち悪さを感じているようでした。

そして「かぐや姫の物語」では、生理を迎えることは結婚・出産できることを意味します。

生理を迎え、男性貴族を集めてお披露目がありました。

しかし女として品定めされていると感じたかぐや姫は、怒りの感情を抑えられませんでした。

Sponsored Link



宮崎監督作品である「千と千尋の神隠し」や「魔女の宅急便」では、生理が成長や女性の強さのきっかけになっています。

しかし高畑監督作品では、生理はマイナスイメージとして描かれているように思いました。

「生理」という共通のモチーフを扱ったとしても表現方法や伝えたいことは様々…といったことが感じ取れます。

「千と千尋の神隠し」には実在のモデルが!その名前とは…

出典:http://www.sensors.jp/post/ghibli-sentochihiro-okuda.html

「千と千尋の神隠し」にはモデルとなった少女が存在します。

そのモデルとは、ジブリ担当プロデューサーで奥田誠治さんの娘。名前は千晶ちゃんといいます。

宮崎監督が「千晶の映画を作ろう」と発案してモデルになったのです。

奥田氏はスタジオジブリの担当を30年続けており、宮崎監督とも家族ぐるみの付き合いでした。

ある日、皆で山に行った時に靴が川に流されてしまいました。それは千晶ちゃんのものでした。

宮崎監督も一緒になって、大人総出で川の中を必死に探したとのこと。

これ、どこかで聞いたことのあるエピソードじゃないですか?

そう、この出来事が「千と千尋の神隠し」にも使われていたのです。

千尋が川に靴を落とし、その川の主であるハクが助けて2人は再会するという超重要シーンとなりました。

モデルになったのは千晶ちゃんだけではなく父親の奥田氏もモデルになっています。

それは現実と同じく千尋の父親のモデルでした。

お父さんといえば荒っぽい車の運転や、豪快な食べっぷりでかなり強烈なキャラクター。

その性格はモデルである奥田氏を忠実に再現していたのです。

ここで気になるのは「千と千尋の神隠し」とあるように、モデルになった千晶ちゃんとタイトルの名前が違うこと。

当初はモデルの名前をそのまま使う予定で話が進んでいました。

しかし、その途中で教育上良くないという理由から名前をそのまま使うのではなく「千尋」という名前に変更したとのこと。

モデルの名前にも入っている「千」の文字は残して「千と千尋の神隠し」になったのですね。

まとめ

©︎2001 Studio Ghibli・NDDTM

今回は「千と千尋の神隠し」のモデルになった少女名前の秘密千尋の成長について紹介しました。

最初に「千と千尋の神隠し」で千尋がお腹を押さえるシーンを観た時には、いきなりこんな環境に置かれたら「胃も痛くなるよね…」と思ってましたが、まさか生理を意味していたとは!

やはり1回観ただけでは理解しきれない魅力を持つ「千と千尋の神隠し」。

次の休日にもう一度観てみようと思います。

ちなみに、奥田氏は「千と千尋の神隠し」だけでなく「平成狸合戦ぽんぽこ」でもモデルに起用されています。

どのキャラクターか分かりますか?

ぜひ探してみてくださいね!

Sponsored Link