1972年に高畑勲監督が世に送り出したアニメーション映画です。

パンダの親子と一人の女の子が繰り広げる笑いあふれるストーリー。

本作の公開当時、上野動物園で大ブームになったパンダが登場し、アニメーションの中でかわいらしい動きをする小さいパンダに注目が集まりました。

子どもたちが喜ぶコミカルな動きが多く、大人もつい笑顔になってしまう作品です。

この記事では映画「パンダコパンダ」のネタバレあらすじ、結末や感想についてご紹介します。

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映画【パンダコパンダ】の作品情報

©東宝
制作年(国名) 1972年(日本)
公開日 1972年12月17日
上映時間 34分
ジャンル アニメ
監督 高畑勲
主要キャスト 杉山佳寿子
熊倉一雄
太田淑子
山田康雄
瀬能礼子
配給会社 東宝

映画【パンダコパンダ】のロケ地

埼玉県 所沢市


https://twitter.com/GeGeGe_Ktaro/status/1147531699875532802
本作は『となりのトトロ』のモチーフになったとされています。
舞台もトトロと同じ所沢です。
自然が多い郊外の風景に癒されますね。

映画【パンダコパンダ】の主題歌

「ミミちゃんとパンダ・コパンダ」水森亜土
作詞:真田巌
作曲:佐藤允彦

映画【パンダコパンダ】の過去視聴率は?

ローカル局(地上波)
カートゥーンネットワーク(CS放送局)
などでテレビ放映されました。
※視聴率は公表されていないため掲載していません。

観た人が幸せな気持ちになる本作品。
これからも、テレビでパンダコパンダのキャラクターに会えると嬉しいですね。

映画【パンダコパンダ】の評価

3.7/5

予告編・予告動画

本編プレビュー

作品概要

本作は原案、脚本、画面設定を宮崎駿が手がけています。
公開から時間が経っても根強い人気があり、40周年を記念した特設の公式サイトが登場しました。

また、45周年にも劇場での上映や、展示のイベントも開催されています。
時代を問わず子供にも大人にも愛されるキャラクターに元気をもらえる作品です。

登場人物(キャスト)

ミミ子/杉山佳寿子

主人公。小学生の女の子。しっかり者で、炊事や洗濯など家事をカンタンにこなす。(画像:右)

パパンダ/熊倉一雄

大人のオスのパンダ。礼儀正しい。(画像:中央)

パン/太田淑子

パパンダの息子。甘えん坊で、何にでも興味津々。

映画【パンダコパンダ】のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

ネタバレ注意

ここから先はネタバレを含みます。まだ知りたくないと言う場合はご注意ください。

映画【パンダコパンダ】のあらすじ【1/4】

主人公のミミ子はおばあちゃんと竹藪に囲まれた一軒家に住んでいます。
おばあちゃんが遠出をすることになり、ミミ子はしばらくの間ひとりで暮らすことになりました。

おばあちゃんを駅で見送った後に、ミミ子が家に戻ると小さなパンダが縁側に座っていました。
その小さなパンダをぬいぐるみだと思い抱きかかえたミミ子は驚きます。
小さなパンダ・パンは、ミミ子と会話ができるパンダだったのです。

しばらくすると、パンの父親のパパンダがミミ子の家にやってきます。
礼儀正しくミミ子に挨拶をし、ミミ子の両親にも挨拶をしたいと言います。
ミミ子は、両親がいないことをパパンダに伝えるのです。

パパンダは、それなら私がミミ子のパパになる!と言い出します。
ミミ子は大喜び。
彼女もパンのママになることに決めたのです。

映画【パンダコパンダ】のあらすじ【2/4】

朝、ミミ子はパパンダに帽子とカバン、お弁当を渡しました。
パパンダが人間のお父さんのように仕事に行けるように準備をしたのです。
しかし、パパンダは仕事がよくわからず、今日は休み、ずーっと休みと言うのです。

ミミ子は、小学校に向かいますが、パンがついてきていることに気づきます。
仕方なく、パンにぬいぐるみのフリをさせて学校に連れて行きました。
しかし、ぬいぐるみを下駄箱においておきなさい!と先生に言われてしまうのです。

パンにどこかに行っちゃダメよ、と念をおして教室にミミ子は戻りました。
すると給食室からおいしそうな香りが漂ってきたのです。
パンはその香りの方へと進み、給食室に入りこんでしまいます。

給食を作る人にパンは見つかり、あわてて逃げたひょうしにカレーを頭からかぶってしまいました。
カレーの色に染まったパンは、クマと間違われ小学校は大騒ぎになります。
ミミ子は、誰にもみつからないようにパンを助けだし水道でカレーを流してやりました。

映画【パンダコパンダ】のあらすじ【3/4】

ある日、ミミ子の家を交番のお巡りさんが訪ねてきました。
ミミ子がひとり暮らし状態でいることを知り、気になったのです。
お巡りさんは、ミミ子の家にいたパパンダとパンを見て驚きます。

大慌てで家を出て行き、パンダの親子を捕まえるため再びミミ子の家の近くに戻ってきました。
パパンダとパンは、動物園から逃げ出していたのです。

お巡りさんが家に近づくと、そこには誰もいませんでした。
ミミ子とパパンダとパンは散歩にでかけていたのです。

脱走したパンダ親子を捕まえるために、街は騒然となっていました。

散歩中、ミミ子は、ふとパンがいないことに気づきます。
辺りを見回すと、パンは川に流れていた物に乗ってのんきに下流にくだっていました。

ミミコはあわててパンを助けようとします。
川の下流には、水門がありになっているのです。

水門からミミ子は川の中に飛び込み、パンを抱きかかえます。
しかし、水門を閉めるハンドルがさび付いていて、水門を閉めることができません。

するとパパンダが走って助けにくるのです。
パパンダの怪力で水門が閉まりパンとミミ子は助かったのです。

映画【パンダコパンダ】のラスト・結末(ネタバレ)【4/4】

パンとパパンダは、動物園に戻ることになりました。

パパンダは、時間になると動物園の事務所でタイムカードを切ります。
そして、帽子をかぶり、カバンを持って電車に乗るのです。

電車を降りた駅では、ミミ子が満面の笑みで待っています。
パパンダのカバンの中にはパンの姿があります。

パパンダは、人間のお父さんのように毎日通勤をして、
給料日にはお土産を買ってくるようになりました。

ミミ子、パパンダ、パンは今も一緒に暮らし続けています。

映画【パンダコパンダ】のココが見どころ↓

『長くつ下のピッピ』がモデルになったミミ子

©TMS

世界一つよい女の子」がキャッチフレーズの長くつ下のピッピ。
それに対して、「日本一つよい女の子」のミミ子。
ヘアスタイルや髪色もよく似ています。
ピッピと比較しながら本作を楽しむこともできますよ。

トトロにつながるパパンダ

©TMS

パンがパパンダのおなかにしがみつくシーン。
『となりのトトロ』でサツキとメイがトトロのおなかにしがみつき、
空を飛ぶシーンと重なります。
本作が原型になっていることに納得ですね。

かわいいだけじゃない?パンの魅力

©TMS

小さいパンダのパンは、かわいらしい動きが特徴です。
しかし、ミミ子の近所の子が連れていた猛犬を片手で持ち上げるシーンがあります。
かわいいだけじゃないパンの動きに、ぜひ注目してくださいね。

感想・レビュー・口コミ

まとめ

いかがでしたか?今回は映画「パンダコパンダ」のネタバレあらすじ、感想などについて見てきました。

本作公開の次の年、続編『パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻』がスタートしました。

次はどんなことが起こるんだろう?とワクワクするアニメーションもパンダコパンダの魅力のひとつ。

本作の世界をもっと楽しみたいあなたは、ぜひチェックしてくださいね。

ではまた次回!

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