「ジブリの志」を受け継ぐスタジオポノック初の映画として、
2017年に劇場スクリーンに登場しました。

「借りぐらしのアリエッティ」「思い出のマーニー」に続く、
米林宏昌監督3作目の長編アニメーション。

天真爛漫な少女が魔法の世界に飛びこむドキドキのストーリーです。

エンドロールに涙した人が続出し、話題になりました。

この記事では映画【メアリと魔女の花】のネタバレから主題歌まで全て紹介します。

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映画【メアリと魔女の花】の作品情報

©東宝
制作年(国名) 2017年(日本)
公開日 2017年7月8日
上映時間 102分
ジャンル アニメ
監督 米林宏昌
主要キャスト 杉咲花
神木隆之介
天海祐希
満島ひかり
小日向文世
佐藤二朗
遠藤憲一
渡辺えり
大竹しのぶ
配給会社 東宝

映画【メアリと魔女の花】のロケ地


イギリス シロップシャー地方(画像:左上)
主人公のメアリが引っ越してくる赤い館がたくさん建っている地方です。
米林監督も実際にこの地を訪れて、参考にしたそうです。

イングリッシュガーデン(画像:右上)
自然の美しさを最大に生かして作られた庭。
庭にいても、花畑にいるような気分になれますね。

https://twitter.com/lafrance080/status/1092690259475722245
ムスカリの花
「夜間飛行」の花のモデルでは?と話題になっています。
花の色や形、茎の部分もよく似ていますね。

映画【メアリと魔女の花】の主題歌

SEKAI NO OWARI「RAIN」

映画【メアリと魔女の花】の過去視聴率は?

2018年8月31日 10.3%

堂々の2桁台を記録しています。

スタジオジブリを卒業しても、
その志がしっかり受け継がれていることがうかがえますね。

映画【メアリと魔女の花】の評価

3.1/5

予告編・予告動画

予告編

作品概要

原作はメアリー・スチュアートの『The Little Broomstick(小さな魔法のほうき)』
この物語が原作として選ばれたのは、

「この扉を開けるのに魔法なんか使っちゃイケナイ。
どんなに時間がかかっても、自分の力でいつもどおりに開けなきゃ」

という言葉に、西村義明プロデューサーが心を揺さぶられたからです。
魔法が消えてしまったとき、主人公のメアリは何を決意するのか。

一歩踏み出すことの大切さを教えてくれる感動のストーリーに注目です。

登場人物(キャスト)

メアリ・スミス/杉咲花


11歳の少女。赤毛で天真爛漫。

ピーター/神木隆之介

12歳の少年。新聞配達をしている。

マダム・マンブルチューク/天海祐希

エンドア大学の校長。

ドクター・デイ/小日向文世

エンドア大学にいる科学者。(画像:左)

フラナガン/佐藤二朗


エンドア大学にいる箒の管理人。

シャーロット/大竹しのぶ

メアリの大叔母。田舎に住んでいる。

ゼベディ/遠藤憲一


シャーロットの家の庭師。(画像:右)

映画【メアリと魔女の花】のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

ネタバレ注意

ここから先はネタバレを含みます。まだ知りたくないと言う場合はご注意ください。

映画【メアリと魔女の花】のあらすじ【1/4】

メアリは11歳の女の子。
大叔母のシャーロットの住む田舎に引っ越してきました。

やることがなく退屈なメアリは、家事や庭仕事の手伝いをしようと思いつきますが
失敗ばかりしてしまいます。

そしてその様子を見た少年ピーターはメアリのことを笑うのでした。

ある日、メアリは猫に導かれて森へ入ります。
するとそこにはブルーに輝くキレイな花が咲いていたのです。
メアリはその花を持ち帰りました。

これは7年に1度咲く「夜間飛行」という名の花でした。
魔女たちが「手に入れたい!」と望んでいた魔法の花であると、庭の手入れをするゼベディはメアリに話します。

映画【メアリと魔女の花】のあらすじ【2/4】

メアリはシャーロットから、ピーターの家に物を届けるように頼まれて出かけます。

するとピーターの家の猫、ティブとギブが行方不明だというのです。
その2匹の猫はメアリを森の中に導いた猫でした。

メアリはティブとギブを探すために森の中に入ります。
すぐにティブを見つけたメアリですが、ギブの姿はありません。

さらに森の奥に進むとメアリは一本のを見つけるのです。
箒を手にとると、同時にメアリのもとに何かが飛んできます。

飛んできたのはティブが放り投げた花でした。
とっさに手で掴んで花を潰してしまうメアリ。

潰れた花は青い光りを強く放ち、メアリも箒もその光につつまれます。
すると、箒はメアリとティブとともに勢いよく上空へと向かいます。
メアリが潰した花は「夜間飛行」だったのです。

箒は空に浮かぶ魔法の学校、エンドア大学へとメアリ達を運びました。
そこで、メアリは箒を預かるフラナガンに声をかけられます。
フラナガンはメアリをエンドア大学の入学生と間違えていたのです。

するとメアリの目の前にエンドア大学の校長マダム・マンブルチュークが現れます。
新入生ではないことを言い出せないまま、メアリはエンドア大学の中を次々と案内されるのです。

校長室に案内されたメアリは魔法の本を見つけて思わず手に取ります。
しかし、魔法の本を戻すタイミングをつかめずバッグに入れてしまうのです。
その後メアリはメモを校長に渡して帰ります。

メアリが去った後、マンブルチューク校長はメモさえあれば
メアリのことを思うままに操れると確信するのです。

映画【メアリと魔女の花】のあらすじ【3/4】

ピーターが行方不明になりました。

メアリが渡したメモが原因でピーターはマンブルチューク校長に捕えられてしまったのです。
「夜間飛行」の花とひきかえに、ピーターを解放できると知ったメアリはエンドア大学へ向かいます。

大学に着き、メアリはマンブルチューク校長に花を渡します。
しかしピーターは解放されずにメアリまで捕まってしまったのです。

マンブルチューク校長は科学者のドクター・デイとともに変身実験をしていました。
その実験にはどうしても「夜間飛行」の花が必要だったのです。

ピーターと再会したメアリは自分のせいでピーターが捕まったことを泣きながら謝ります。
そして2人は「必ずここから出て家に帰ろう」と約束。

メアリは魔法の本にあった「どんな魔法でも解ける呪文」をつかって、
この場から逃げることを思いつきます。

呪文を唱えると全ての扉が開き、メアリとピーター、
そして変身実験で妙な姿にされていた動物たちが次々と脱出していくのです。

そこにフラナガンがやって来てメアリに箒を渡します。
箒に乗ってエンドア大学から逃げようとしたとき、ピーターがマンブルチューク校長に再び捕まってしまいます。

メアリはピーターを助けようとしますが、箒は思うようになりません。
ピーターをエンドア大学に残したまま箒はある場所にメアリを運びました。

映画【メアリと魔女の花】のラスト・結末(ネタバレ)【4/4】

メアリは見たこともない小さな島にある家にたどり着きます。
その家にあった鏡は大叔母のシャーロットとつながっていました。

そこで、メアリは意外な事実を知るのです。

シャーロットはかつてエンドア大学にいました。
マンブルチューク校長とドクター・デイは「夜間飛行」の花が持つ力に心を奪われて危険な変身実験をはじめます。

ある日実験は失敗して、エンドア大学は火の海に包まれます。
その時シャーロットは残りの花を大学から持ち出し、これ以上の犠牲を出さないようにしたのです。

エンドア大学から逃げ出した後、シャーロットは、花とともに森に落ちてしまいます。
その後シャーロットは、魔女ではなく人間として生きることに決めたのです。

メアリは鏡越しにシャーロットから「夜間飛行」の花を受け取り、
ピーターを助けるために再びエンドア大学へ向かいます。

メアリが大学に着くと、マンブルチューク校長がメアリを攻撃します。
箒は折れてしまい、メアリが持っていた「夜間飛行」の花の魔法も消えかかっていました。
しかしメアリは力を振り絞り、あきらめずに前を向くのです。

するとメアリのもとに「すべての魔法を解く呪文」のおかげで元の姿に戻った動物たちが集まり、
メアリを大学の中に入る手助けをしてくれました。

大学の中では、ピーターへの変身実験が失敗して暴走をはじめていました。

マンブルチューク校長が「すべての魔法を解く呪文」をかけますが、
その努力むなしく校長も暴走の渦の中へ巻き込まれてしまいます。

メアリは魔法のかかったピーターに「すべての魔法を解く呪文」を唱えてもらうことを思いつきます。
そして暴走は止まって、全て元どおりになったのでした。

メアリとピーターのもとにフラナガンがやってきます。
折れた箒を直してもってきてくれたのです。

二人は箒に乗って家に帰ります。
すると、メアリの髪に「夜間飛行」の花がひっかかっていることに気づきます。

メアリは「必要ない」と言って花を空に投げるのでした。

映画【メアリと魔女の花】のココが見どころ↓

意志の強い主人公

©2017「メアリと魔女の花」製作委員会

主人公のメアリは天真爛漫で、喜怒哀楽がはっきりしているところが魅力です。
メアリの眉が太いのは意志の強さを表すため。
行動的なメアリから目が離せませんね。

世界が認める背景美術

©2017「メアリと魔女の花」製作委員会

背景美術を担当したのは「でほぎゃらりー」。

スタジオジブリ解散後も、日本が世界に誇る手描きの背景美術を残すために
設立された美術スタジオです。

息をのむほどの美しい背景にぜひ注目してくださいね。

「手描き」へのこだわり

©2017「メアリと魔女の花」製作委員会

「線のあたたかさ」にこだわり、本作品は全て「手描き」で表現されています。

水からマダム・マンブルチュークが登場する場面、
わずか4秒の場面を表現するために使われた作画枚数は、なんと106枚。

そして、全ての作画枚数は10万枚!圧巻ですね…

感想・レビュー・口コミ

https://twitter.com/tukitopost2/status/1035914814789308416


https://twitter.com/ryusekaowaryu/status/883565159523811329
https://twitter.com/midoribump/status/883917073641947136

まとめ

今回は映画【メアリと魔女の花】のネタバレや主題歌などについて見てきました。

作品の中で、民族楽器「ハンマーダルシマー」が使われています。
物語の大切な場面で流れてくるこの打弦楽器(ピアノの先祖)の音色に耳をすませてみては?

たくさんのこだわりが詰まったジオポノック初の長編アニメーション。
次に登場する作品も楽しみですね。

ではまた次回!

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