2020年4月10日に、2012年伝説のスピーチでその名を世界中に轟かせた、
ホセ・ムヒカウルグアイ元大統領を題材にした映画が公開されます。

当時、彼のスピーチや人間性に魅了された人も多いのではないでしょうか!?

この記事では「ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ」のキャスト情報やロケ地、主題歌などを調べてみました。(ネタバレなし)

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映画【ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ】の作品情報

©KADOKAWA
制作年(国名) 2020年(日本)
公開日 2020年4月10日
上映時間 98分
ジャンル ドキュメンタリー
監督 田部井一真
主要キャスト ホセ・ムヒカ
ルシア・トポランスキー
配給会社 KADOKAWA

映画【ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ】のロケ地

田部井監督のウルグアイでの取材の様子と、ホセ・ムヒカさんの来日の映像が使われているようです。

©KADOKAWA

ホセ・ムヒカさんがトラクターを使って、農作業をしている映像の一部だと思います。

ちなみにウルグアイという国は、

正式な国名を「ウルグアイ東方共和国」といい、日本の半分ほどの国土を持つ国です。

映画【ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ】の主題歌

三浦透子「uzu」

作曲・編曲 森山直太朗

映画【ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ】の評価

4.0/5

予告編・予告動画

映画『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』予告編

作品概要

2010年から2015年の間の5年間、南米ウルグアイのTOPを務めたホセ・ムヒカさん。
彼は2012年ブラジル第二の都市、リオデジャネイロで行われた、国連持続可能開発会議での演説がきっかけに、世界中の注目を浴びる存在となりました。

そんな彼についた名前は、「世界で一番貧しい大統領」です。

これは、単に物質的・経済的に貧しいことを表しているのではありません。
彼の、愛妻と愛犬との質素な暮らしや、優しさにあふれた人間性に敬意を込めてつけられた名前です。

2012年のスピーチに心打たれた田部井一真監督と、ムヒカとの不思議な交流が映画になりました。

登場人物(キャスト)

ホセ・ムヒカ

第40代元ウルグアイ東方共和国大統領
現在は、上院議員

趣味は花を育てること。

ルシア・トポランスキー

ホセ・ムヒカの妻。

ホセ・ムヒカ来日の際にも同行した。

映画【ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ】のあらすじ(ネタバレなし)

2012年リオデジャネイロでのスピーチで、「人類の真の幸せとは」を全世界の人々に問いかけたホセ・ムヒカ元大統領。

その映像を日本で見ていた田部井監督は感銘を受け、テレビ番組で特集を組むことになる。

田部井監督がホセ・ムヒカと話してみて驚いたことは、彼が日本にとても詳しかったということ。

日本へ来たことがないに関わらず、歴史・文化への造詣が深く、日本という国を尊敬しているという。

日本へ関心を寄せるホセ・ムヒカのことが気になる田部井監督は、ウルグアイまで度々足を運んでインタビューを続けた。

その取材の中で、ホセ・ムヒカの言葉を日本人にも伝えたいと思うようになり、同時にホセ・ムヒカの自身も訪日を希望した。

ホセ・ムヒカは、今を生きる日本人に何を伝えるのでしょうか…。

映画【ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ】のココが見どころ↓

絵本版は?

©汐文社

この絵本は汐文社より、2014年に発売されました。

リオデジャネイロでのスピーチを子供向けに翻訳されたものです。

「幸福とは」「自由とは」「人類の存在意義」など読者の心に響く言葉に溢れた一冊です。

日本との関係は?

©KADOKAWA

ホセ・ムヒカさんと日本との繋がりは幼少期に遡るそうです。
幼いころ近所に10世帯以上の日本人が滞在していて、彼らの仕事のサポートをしていたんだとか。

真面目で働き者の日本人に、植物の剪定の仕方や、畑道具の扱い方を教わったそうです。

日本への初来日は2016年の4月で、東京・大阪・広島を訪れました。

日本の歴史を知るうえで、「広島を訪れなければならない」という思いがあったホセ・ムヒカさん。
原爆ドームや平和祈念資料館を訪れ原爆の恐ろしさを改めて実感したそうです。

監督の思い

©KADOKAWA

2015年、ウルグアイにてホセ・ムヒカ大統領を直撃取材せよと命令が下り、
今に至るまでの5年間、強い関心を寄せ取材してきたそうです。

ホセ・ムヒカとのかかわりの中で見えてきたのは、

植物や動物を愛する農夫としての姿
かつて独裁政権時代のウルグアイで、ゲリラとして戦った男の姿
古代の賢人にも似た、現代の哲学者としての姿

でした。

時間をかけ、田部井監督の納得のいく取材ができるまで、ムヒカは付き合ってくれたそうです。

映画はムヒカの政治的思想ではなく、
ムヒカと一緒に、「今の日本を・自分を」見つめ直すことが出来るような内容になっています。

感想・レビュー・口コミ

給料のほとんどを、経済的に苦しんでいる人に寄付していたムヒカさん。
現職の大統領の頃から今に至るまで、質素な暮らしを続けて国民に寄り添おうとした姿勢に感動できるのではないしょうか。


↑ムヒカ語録を集めた、日めくりカレンダーなんていうのもあるみたいですよ!

https://twitter.com/Kumi_japonesa/status/1237921280482893824
↑私も高校の時に絵本を買って読んだことがあるので、公開が待ち遠しいです!

https://twitter.com/sparkling_Port9/status/1232238268298584065
↑どうやら、2020年3月27日にもホセ・ムヒカさんを題材にしたドキュメンタリー映画が、公開されるようです。
タイトルは、「世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ」です!
合わせて鑑賞するのも良いかもしれませんね!

ただ、似たようなタイトルですので間違えないように気をつけてください!

まとめ

以上、映画「ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ」のキャスト情報やロケ地、主題歌などについてのまとめでした!

2020年も引き続き、ドキュメンタリー作品が多いようですね。
ホセ・ムヒカさんを知っている方も、そうでない方も、鑑賞していただきたい作品の一つです。

きっと学べることも多いのではないでしょうか。

ではまた次回!

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