こんにちは。「グラン・トリノ」では、クリント・イーストウッドが監督兼主演を務めています。

人に素直に接することの出来ない老人が、親切な人々に出会い成長していく様子を描いた心温まる感動の物語です。

それでは早速、「グラン・トリノ」の主題歌やロケ地(撮影場所)、視聴者の評価について見ていきましょう!

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映画【グラン・トリノ】の作品情報

©︎ワーナー・ブラザーズ
制作年(国名) 2008年(アメリカ)
公開日 2008年12月12日
上映時間 117分
ジャンル アメリカ映画、ヒューマンドラマ
監督 クリント・イーストウッド
主要キャスト クリント・イーストウッド
ビー・ヴァン
アーニー・ハー
クリストファー・カーリー
ドゥア・モーア
ブライアン・ヘイリー
配給会社 ワーナー・ブラザーズ

映画【グラン・トリノ】のロケ地

撮影は、ミシガン州デトロイトで行われました。ロイヤルオーク、ウォーレン、ロイヤルポイントなどの住宅街が使用されました。

映画【グラン・トリノ】の主題歌

「グラン・トリノ」という楽曲が主題歌として使用されています。
この曲の作曲にはイーストウッド監督や彼の息子であるカイル・イーストウッドらが携わりました。

映画【グラン・トリノ】の評価

4.4/5

予告編・予告動画

グラン・トリノ 予告編

作品概要

この作品はイーストウッド監督が俳優を務めた最後の作品。

タイトルでもあるグラン・トリノは1972年から1976年の間に作られていたフォード社の車の一つです。
撮影が行われたデトロイトは「自動車の都市」として有名ですね。

登場人物(キャスト)

ウォルト・コワルスキー/クリント・イーストウッド

他人に素直に接することが出来ない老人。
過去には朝鮮戦争の兵士として働いていた。

タオ・ロー/ビー・ヴァン

モン族の一家の少年。
口数は少なく、庭いじりをよくしている。
(写真右)

スー・ロー/アーニー・ハー

タオの姉。
気が強く物事をはっきりと言うが、優しい性格をしている。

ヤノビッチ神父/クリストファー・カーリー

ウォルトの妻の生前に彼女と親しくしていた。
ウォルトに教会に来て懺悔することを強く勧める。
(写真左)

スパイダー/ドゥア・モーア

タオの従兄弟。
ヤクザの集団のリーダー。

ミッチ・コワルスキー/ブライアン・ヘイリー

ウォルトの息子。
父親のことを嫌っている。
(写真右)

映画【グラン・トリノ】のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

ネタバレ注意

ここから先はネタバレを含みます。まだ知りたくないと言う場合はご注意ください。

映画【グラン・トリノ】のあらすじ【1/4】

ウォルト・コワルスキーの妻、ウォルト・ドロシーの葬式が教会で開かれています。ウォルトは参列する若い孫たちの態度が気に入らず顔をしかめていました。

葬式後の会食でもウォルトは、ハムを食べるためだけにやってくる親戚たちを睨んでいます。彼はいつも顔をしかめているので自分の子供や孫からも嫌われていたのです。

会食の最中、葬式を開いた教会のヤノヴィッチ神父がウォルトのところへやって来ます。彼はウォルト・ドロシーと仲が良く、「教会に行き懺悔するように」という彼女の遺言があることをコワルスキーに伝えました。しかし、彼は若い神父に懺悔することを強く拒みます。

一方、ウォルトの隣の家にはモン族からの移民が住んでいました。彼らはモン族の文化をアメリカの地で継承して貧しいながらも賑やかに暮らしています。

ある日、タオというモン族の少年が本を読みながら道を歩いていると、タオの従兄弟を含む年上の不良集団に絡まれてしまいます。

別の日、タオが庭いじりをしていると彼の従兄弟率いる不良集団が再びやって来ました。彼らはタオに庭いじりを止めさせ、隣の家のグラン・トリノという高級車を盗みに入るように恐喝します。

映画【グラン・トリノ】のあらすじ【2/4】

一方、ヤノヴィッチ神父はバーにいるウォルトを再び訪れて懺悔を勧めます。ウォルトはそれを断りますが、生と死についての話を始めます。彼は朝鮮戦争帰還兵で、朝鮮では罪のない若い人を何人も殺した経験を持っていたのです。

その夜、タオは従兄弟らの命令でグラン・トリノを盗もうとしてウォルトの家に侵入します。ウォルトは泥棒を見つけて銃で狙うものの足を滑らせて転んでしまい、タオはその隙に逃亡しました。

数日後、タオの家に再び不良集団がやってきて、彼にもう一度車を盗ませようとします。タオと彼の姉のスーがそれに反対すると、彼らは無理矢理タオを連れて行こうとして騒ぎが起こります。すると、ウォルトが銃を持ってやって来てヤクザらを追い払いました。

事件の翌日からウォルトの家の前には様々な花や食べ物が並ぶようになります。タオとスーを助けてくれたお礼にモン族の人々が置いていくからです。それからタオはウォルトのところへ行き、グラン・トリノを盗みに入ったことを素直に謝罪しました。

数日後、スーが街中を歩いていると黒人のヤクザの集団に絡まれます。その辺りをトラックで通りかかったウォルトはヤクザたちを銃で脅して追い払い、スーを助けます。その日からウォルトとスーは仲良くなっていくのでした。

スーはモン族の人たちが参加するバーベキューにウォルトも誘います。彼は一人で酒を飲むよりはマシだと考えて参加しました。ウォルトはサービス精神旺盛で心優しいモン族の人たちや彼等の食事をとても気に入ります。

映画【グラン・トリノ】のあらすじ【3/4】

それからタオは車を盗もうとしたお詫びにウォルトのもとで働きたい旨を伝えます。その日から彼はウォルトの家の修理などをして過ごし、2人は信頼関係を深めていきました。

しかしウォルトは年齢のせいもあって体を壊しかけていたのです。時々喀血することもありました。自身の死と向き合い始めた彼は息子と会話するために電話をかけることもありましたが、父親を嫌う息子はすぐに電話を切ってしまいます。

タオはウォルトのために働くうちにウォルトの工具倉庫にも入るようになります。彼は50年間かけて様々な工具を集めていたのです。そんなウォルトはタオに工具の使い方を教え、そのいくつかをプレゼントします。

さらにウォルトはタオが大学に行けるように、コネを使って彼に建設の仕事を与えます。面接に行く前には大人の男の話し方を教えたり、散髪に連れて行ったりもしました。仕事に必要な道具も彼が与えました。

しかし数日後、仕事の帰り道にヤクザに見つかったタオは工具を壊されてしまいます。タオがそのことをウォルトに謝罪すると、ウォルトはヤクザの一人を銃で脅し二度とタオを攻撃しないように警告します。

映画【グラン・トリノ】のラスト・結末(ネタバレ)【4/4】

それにも関わらず、ヤクザの集団は後日タオや彼の母親らが住む家に向かって銃を乱射しました。タオは軽い怪我をします。さらに、スーも街中で彼等に襲われ、血だらけで家に帰ってきます。

その翌日、ウォルトはタオと会ってヤクザたちを倒そうと約束します。落ち着いていられないタオに対してウォルトは、「家に帰って気を鎮めてから夕方4時に集合しよう」と言いました。

ウォルトはその後、散髪し髭を剃って、仕立てたスーツを着て教会に向かいます。彼はヤノヴィッチ神父に向かって、2人の息子との間に溝が出来てしまったことなどを懺悔したのです。

4時になり、タオがウォルトの家にやって来ます。ウォルトは「ヤクザを倒しに行く前に見せたい物がある」と言ってタオを地下に連れて行きます。そして彼が朝鮮戦争で人を殺して得た勲章をタオに授けると、タオのことを地下に閉じ込めました。ウォルトは「人を殺した時の気分は最悪だ」、と話し、スーにタオの場所を教えたのちに一人でヤクザたちを倒しに向かいます。

ウォルトはヤクザたちの前でライターを出そうとして銃殺されます。警察の話で彼は銃を持って行かなかったことが分かり、ヤクザたちは禁固刑となりました。

数日後、ウォルトの葬式と遺産相続が行われます。ウォルトの最大の遺産であるグラン・トリノを欲しがっている人はたくさんいましたが、彼はその遺産をタオに相続していたのでした。

感想・レビュー・口コミ


↑作品を見ているうちにだんだんとウォルトの魅力に気付かされます。だからこそ、最後のシーンは心がとても締め付けられます。


↑イーストウッド監督の威厳と落ち着いた雰囲気を存分に堪能出来る映画です。ウォルト役がとても似合っていました。


↑感謝の気持ちを伝えること、悪いことをしたら謝ることを徹底している点がモン族の凄いところですよね。


↑朝鮮戦争を経験して人を殺した辛い経験を持つからこそ、自分を犠牲にしてまでもタオを守ったウォルトに本当に感動しました!

https://twitter.com/kaz296/status/1185711541842104320
↑「愛する」というのは損得関係なしにその人のために何か出来る事なのかなと、この映画を見て改めて感じました。

まとめ

以上が映画「グラン・トリノ」の主題歌やロケ地、作品の評価でした!

この作品を見終わる頃にはきっとイーストウッド監督が演じるウォルトのことが大好きになっているはずです。タオやスーも見ていて愛おしくなります。

心温まる素敵な映画が観たいという方は、是非この作品をご覧になってみて下さい。

ではまた次回!

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