「黒い司法 0%からの奇跡」(原題:Just Mercy)は2020年2月28日に公開される映画です!

冤罪の黒人死刑囚と、彼を救うために立ち上がった弁護士の実話をもとにしたストーリー。

黒人を取り巻く世の中の不平等と戦う男に、感動間違いなしの作品です!

この記事では「黒い司法 0%からの奇跡」のキャスト情報やロケ地、主題歌などを調べてみました。(ネタバレなし)

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映画【黒い司法 0%からの奇跡】の作品情報

©2020 Warner Bros
制作年(国名) 2019年(アメリカ)
公開日 2020年2月28日
上映時間 137分
ジャンル ヒューマンドラマ
監督 デスティン・ダニエル・クレットン
主要キャスト マイケル・B・ジョーダン
ジェイミー・フォックス
ロブ・モーガン
ティム・ブレイク・ネルソン
レイフ・スポール
ブリー・ラーソン
配給会社 ワーナーブラザーズジャパン

映画【黒い司法 0%からの奇跡】の舞台

この映画の舞台は、アメリカ南部に位置するアラバマ州です。

ここは、差別廃絶への公民権運動が始まった場所です。

歴史の教科書などで、バスで席を譲らなかった女性がいた、というエピソードを見たことがある人は多いと思います。彼女の名前はローザ・パークスです。

この出来事をきっかけに、アラバマではバス乗車ボイコットが起こったそうです。

映画【黒い司法 0%からの奇跡】の主題歌

アンドラ・デイ(Andra Day)「A men」です。

この曲は、2018年にリリースされました。

アンドラ・デイは、アメリカ・サンディエゴ出身のシンガーです。ソウル・ブルース・R&Bを得意としていて、2015年に日本初来日しました。

映画【黒い司法 0%からの奇跡】の評価

4.1/5

予告編・予告動画

映画『黒い司法 0%からの奇跡』本予告 2020年2月28日(金)公開

作品概要

1980年代のアメリカ・アラバマ州。人種間の対立が絶えず、黒人は劣位に置かれる状況が続いていました。

無実の罪で死刑を宣告されたウォルター・マクミリアン(ジェイミー・フォックス)を救うため、弁護士のブライアン・ティーブンソン(マイケル・B・ジョーダン)が彼の弁護を引き受けることになります。

しかしでっち上げの証言、公平な判決を下さない白人陪審員、脅迫など…無実であるはずのウォルターとブライアンは幾多の困難に見舞われます。しかし不利な状況でありながら、同志のエバと「本当の正義」を必死に模索します。

果たして、2人はウォルターを救うことが出来るのでしょうか…。

登場人物(キャスト)

ブライアン・スティーブンソン/マイケル・B・ジョーダン

新米弁護士。
学生の頃から積極的に黒人の人権保護活動に関わっていた。

ウォルター・マクミリアン/ジェイミー・フォックス

無実の罪で投獄され、死刑を言い渡された。
この状況はどうあがいても覆らないと考え、絶望している。

エバ・アンスリー/ブリー・ラーソン

ブライアンの同志。力を合わせてウォルターを救おうとする。

ハーバート・リチャードソン/ロブ・モーガン

ウォルターの隣の独房にいた死刑囚。

ラルフ・マイヤーズ/ティム・ブレイク・ネルソン

ブライアンが、裁判で証人として召喚した人物。現受刑者。

映画【黒い司法 0%からの奇跡】のあらすじ(ネタバレなし)

1980年代のアラバマ。ここは人種差別が色強く残る場所。

黒人への差別的ともいえる扱いや、貧困を打破するために尽力していること人権派弁護士のブライアン・スティーブンソン

ある日、とある一人の男性が、無実を主張しているに関わらず殺人罪で死刑を下された事を知ります。彼の名はウォルター・マクミリアン、黒人です。

ウォルターを救おうとしたブライアンでしたが、「黒人であるだけで罪だ」というウォルターの言葉に愕然としてしまいます。

しかし、ここで引き下がってはウォルターは本当に死刑になってしまうため、ブライアンは弁護の担当を名乗り出ます。

中々、心を許さないウォルターでしたが、自分の為に家族や知人にまで話を聞きにいく懸命なブライアンの姿勢に惹かれ、弁護を引き受けてもらうことにしました。

しかしその先に待っていたのは、想像もしていなかった数々の不正や不平等。

ブライアンはウォルターの死刑判決をひっくり返す事ができるのか。そして、アメリカという国に何を訴えるのでしょうか・・・。

映画【黒い司法 0%からの奇跡】のココが見どころ↓

ブライアン・スティーブンソンとは

©screenonline

1959年、アメリカのデラウェア州出身の弁護士で、EJI(equal justice initiative)の事務局長を務める実在する人物です。

彼の著書「黒い司法――黒人死刑大国アメリカの冤罪と闘う 」がこの映画の原作となっています。そして、映画では製作総監督も務めています。

彼の祖母は、1880年代に奴隷としてアメリカに連れてこられた両親との間にできた子で、彼自身も幼いころは、貧しい地域に暮らしていたそうです。そのようなバックボーンが彼が法曹界に入ったきっかけでもあるそうです。

黒人の刑務所への収監経験率有色人種に対する偏見貧困層への手助け・社会への働きかけ、など彼の活動にまだまだ終わりはありません。

感動のラスト

©2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

人種差別をテーマにした映画は、毎年多く公開されていますが、他とは一線を画したパワフルで見ごたえのある作品です。

なによりも俳優たちの演技が素晴らしく、ガッツポーズをして喜びたくなるようなラストは、観る人すべてに感動をもたらすはずです。

豪華なキャスト

© 2002 – 2019 The Hype Magazine

「ショート・ターム」のダニエル・デスティン・クレットンが監督を務めています。

主役のブライアン・スティーブンソンには、「ブラック・パンサー」「クリードチャンプを継ぐ男」マイケル・B・ジョーダンが抜擢されています。マイケルの顔は、ブライアンとよく似ています(笑)

死刑判決を受けたウォルター・マクリミアンは、「アニー」「スパイダーマン4」のジェイミー・フォックス

ブライアンの同志エバ・アンスリーは「キャプテン・マーベル「アベンジャーズ・エンドゲーム」のブリー・ラーソンが務めます。彼女は、ダニエル監督の「ショート・ターム」で主演を務めていました。

感想・レビュー・口コミ

こんな出来事が、あの自由の国アメリカで起こっていたことなのかと驚きを隠せません。

有色人種である私たち日本人も、他人ごとではないんだと感じてしまいます。

https://twitter.com/yoginikyk/status/1232929279123415040

↑何のための法律なのか、と疑問の持ってしまうような場面もありました。

「差別は差別を生む」と言いますから、この世からなくなることを切に願うばかりですね。

https://twitter.com/aussie422/status/1232505440279285760

↑原題の「Just mercy」が日本人にわかりにくく、「黒い司法0%からの奇跡」という邦題を付けたようです。

「just mercy」はグーグル翻訳ですと「ただの慈悲」と訳されてしまいますが、近い意味合いは「公正なる赦免」=「正しく罪が晴れる」といった具合になるのではないでしょうか。

まとめ

以上、映画「黒い司法 0%からの奇跡」のキャスト情報やロケ地、主題歌などについてのまとめでした!

2020年2月末は注目度の高い映画の公開ラッシュですね!

この映画が公開される映画館も多いようなので、是非一度鑑賞指定いただきたいです!

ではまた次回!

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