©︎2004 Studio Ghibli・NDDMT

「戦火の恋」を描いたスタジオジブリ作品「ハウルの動く城」。

美しい恋愛模様が印象的な一方で、少し怖いシーンや設定もありました。

今回は、「ハウルの動く城」の中でも怖いシーンやエピソードをピックアップ!

それらにまつわる怖い都市伝説をご紹介します。

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突然「おばあちゃん」になる呪いは現実にもあった!?女性にとって怖い都市伝説

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「ハウルの動く城」の主人公ソフィー

暗い色の服にかっちりした三つ編みで、大人しい雰囲気の少女です。

ある日ソフィーは荒地の魔女から魔法の呪いを受けてしまいます。

その呪いとは、「老い」。

手や顔はしわくちゃ、髪の毛は真っ白、腰も折れ曲がってしまいました。

女性にとって「老い」は最大の恐怖。

なんて怖い呪いなんでしょう…苦笑

まずは、そんな呪いについての都市伝説を紹介します。

彼女が受けた怖い呪いは「アレルギー」が元になって生まれたという都市伝説があるのです。

「ハウルの動く城」の魔法とアレルギー、一体どんな関係があるのでしょう?

「ハウルの動く城」の原作は小説版「魔法使いハウルと火の悪魔」。

その作者はイギリスのダイアナ・ウィン・ジョーンズという女性です。

彼女はある時、牛乳アレルギーを発症しました。

一般的にアレルギーというと発疹やかゆみなどをイメージしますよね。

ところが彼女の症状は、皮膚にシワができ、髪の毛は白くなるという、まさに見た目の老化。

そう、まるで「ハウルの動く城」のソフィーのように。

アレルギーを元にして生まれた呪い、という都市伝説は原作者の実体験ということだったのですね。

時には命にも関わる怖いアレルギーですが、「ハウルの動く城」では物語のカギになっていたとは驚きです。

もしかしたら自分の身にも突然起こるかもしれないと考えると怖いですね…

身体から出た「緑の液体」は何?都市伝説の鍵を握る絵コンテ

出典:https://twitter.com/castle_gtm/status/1027902378337394691?s=20

「ハウルの動く城」の作中で唯一、ハウルが感情剥き出しになって怒ったシーンがありました。

それはソフィーが掃除婦として「ハウルの動く城」で働き出してすぐのこと。

お風呂場から彼のとんでもない悲鳴が!

なんでも、「ソフィーがお風呂場の棚を片付けたせいで、魔法が効かなくなった」とか。

それが原因で、今まで美しいブロンド色だった髪の毛はオレンジになってしまったと物凄い剣幕で怒っていたのです。

「美しくなければ生きていたって仕方がない」と、ハウルは意気消沈。

そのままどん底まで落ち込んだ彼は、体から不気味な緑のネバネバした液体を出していました。

さらに怖い雰囲気を醸し出していて、弟子のマルクルがいうには「闇の精霊」を呼び出しているとのこと。

落ち込むのはしょうがないですが、こんな怖い落ち込み方はやめてもらいたいものです…

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ところで、とっても気になるのは彼の体から出ている緑のネバネバ。

人間離れした怖い現象なので、あれが一体何なのか全く想像がつきません。

都市伝説では「体液だ、悪魔の汁だ!」と様々な憶測が飛んでいました。

ある都市伝説によれば、このネバネバの由来は「ハウルの動く城」の絵コンテに書かれているとか。

確認してみると、そこには「セロリのソース」の文字が!

「ハウルの動く城」ではセロリなんて一回も出てこなかったはず、なのに一体なぜ…

都市伝説でもそこまでは明らかになっておらず、今も謎のままになっています。

「ハウルの動く城」で一番怖い?サリマンの魔法と不気味な都市伝説

出典:http://dna.blog.enjoy.jp/blog/2014/11/post-7869.html

そして「ハウルの動く城」の中でも最も怖いと感じたのはマダム・サリマン

ハウルの師匠でもあり、王室付の魔法使いとして相当な権力を持っている女性です。

そんな彼女の魔法についても、ある都市伝説が。

サリマンは彼の悪魔との契約を切らせようとしていました。

そのために彼にかけようとした魔法は物凄い力で、ハウルも耐えるのがやっとという様子。

人間の影のようなものが周りを囲み、何やら歌声が聞こえてきます。

その声に反応するように彼の身体にある悪魔の力が呼び起こされていきました。

都市伝説ではそこで流れているに注目。

どこかの民族が歌っているようなエキゾチックなメロディーで、不気味さを強調させるのです。

またもや「ハウルの動く城」の絵コンテに、都市伝説で噂になっている曲を発見!

「”ほっといて、ほっといて、ぼくにさわらないで、死にたいのに、死にたいのに”」

こ、怖い…

まるで自殺をほのめかすような怖い歌詞になっていますね。

都市伝説の考察によると、歌詞の中にある「ぼく」とは星の子、つまり悪魔のことなのです。

星の子は誰かに受け止めてもらうことができなかった場合、地上に降りた瞬間に消えてしまいます。

彼らの契約方法を思い出してみると…受け止めた星の子を飲み込んだ代わりに自分の心臓を取り出していましたね。

身体に星の子を取り込むことによって、悪魔の力を手に入れるのでしょう。

とすると、身体の中の星の子がいなくなってしまえば、悪魔の魔力は消えるはず。

サリマンは自殺衝動のような歌によって、身体の中の星の子をおびき出そうとしたのではないでしょうか。

怖い魔法ではあるものの、弟子を思ってこその行動だったのかもしれません。

まとめ

©︎2004 Studio Ghibli・NDDMT

いかがでしたか?「ハウルの動く城」の怖いエピソード・都市伝説をご紹介しました。

「ハウルの動く城」の絵コンテには裏話がたくさん詰まっているんですね!

どんなに細かい設定をも見逃さないファンの熱意を感じます。

スタジオジブリ美術館など、展示会には絵コンテがたくさん展示されますよね。

ぜひ細かい部分まで目を凝らして見てください。

そこから新たな都市伝説が生まれるかも…?

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