こんにちは。「英国王のスピーチ」の舞台は、第二次世界大戦前のイギリスです。

フィクションをモチーフにした作品で、ジョージ6世がイギリスの国王になり第二次世界大戦に向けて国民を総動員していくまでを描いています。

では、いつも通り映画「英国王のスピーチ」のキャスト紹介(登場人物)やネタバレに参りましょう!

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映画【英国王のスピーチ】の作品情報

©︎モメンタム・ピクチャーズ
制作年(国名) 2010年(イギリス、オーストラリア、アメリカ)
公開日 2010年11月26日
上映時間 118分
ジャンル 実話に基づく映画、ヒューマンドラマ
監督 トム・フーパー
主要キャスト コリン・ファース
ジェフリー・ラッシュ
ヘレナ・ボナム=カーター
ガイ・ピアース
ティモシー・スポール
デレク・ジャコビ
配給会社 モメンタム・ピクチャーズ、ギャガ

映画【英国王のスピーチ】のロケ地

イギリスのロンドンがロケ地となりました。
メリルボーンやリージェント公園が撮影に使用されました。

映画【英国王のスピーチ】の主題歌

アレクサンドル・デスプラの「The King Is Dead」「Memories of Childhood」「King George VI」などが使用されました。

映画【英国王のスピーチ】の評価

4.0/5

予告編・予告動画

英国王のスピーチ 予告編

作品概要

作品の脚本を務めたディヴィット・サイドラー自身も吃音に悩まされていたことがきっかけで、この作品の制作が開始されました。ライオネル・ローグに関する情報は彼の孫から得ることに成功しました。

吃音を抱えるジョージ6世は果たして、国民の前でスピーチを成功させることが出来るのでしょうか。

登場人物(キャスト)

ジョージ6世(ジョージ)/コリン・ファース

ジョージ5世の次男。
吃音の症状を持っていて人前で話すことが苦手。

ライオネル・ローグ/ジェフリー・ラッシュ

言語聴覚士として働いている。
ジョージの吃音の治療に努める。

エリザベス妃/ヘレナ・ボナム=カーター

ジョージ6世の妻。
忙しく働くジョージを支えている。

エドワード8世/ガイ・ピアース

ジョージの兄でのちに王に即位する。
既婚者に恋をしている。

ウィンストン・チャーチル/ティモシー・スポール

第二次世界大戦時にイギリスの首相を務めた人物。

大司教コスモ・ラング/デレク・ジャコビ

ジョージ6世の仕事の準備などをして働いている老人。
ライオネルのことをあまり気に入っていない。

映画【英国王のスピーチ】のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

ネタバレ注意

ここから先はネタバレを含みます。まだ知りたくないと言う場合はご注意ください。

映画【英国王のスピーチ】のあらすじ【1/4】

1925年、世界人口のおよそ25%を治めるジョージ5世は大英帝国博覧会閉会のスピーチを次男であるヨーク公(ジョージ)にお願いしました。しかしジョージは吃音の言語障害に悩まされており、この時も大勢を前にどもってしまいスピーチ原稿を上手く読むことが出来ませんでした。

ジョージは妻のエリザベス妃と共に数々の吃音の治療を受けてきました。口の中にビー玉を大量に入れながら話す練習などもしましたが、彼の吃音は治りません。ジョージは治療を諦めよう、とエリザベスに話します。

しかしエリザベスは、言語聴覚士協会の会長から聞いた言語聴覚士を一人で訪れます。彼の名はライオネル・ローグといい豪州風な診療を行なっているのでした。彼は、ジョージの吃音を治すには信頼と対等な立場が必要であることを伝えます。

ライオネルは妻と2人の子供と暮らしていました。言語聴覚士として働く一方、演劇に興味を持っており劇団のオーディションを受けますがなかなか上手くいかないのでした。

映画【英国王のスピーチ】のあらすじ【2/4】

後日、ライオネルとジョージの治療が始まります。ライオネルはお互いのことをライオネルとバーティで呼び合うことを提案しますが、ジョージはそれを嫌がるのでした。それでもライオネルはジョージにお互い対等に接することを求めます。

それからライオネルはジョージの過去について質問を始めました。彼曰く、生まれつき吃音の子はおらず、幼少期に起こった何かが原因で吃音の症状が現れるのだと言います。

次にライオネルはジョージに本を音読するように言いました。ジョージはやはりどもってしまい上手く話せません。今度は彼に大音量で音楽を聴かせながら音読させ、その時のジョージの音読を録音したレコードを彼に渡します。しかしジョージはライオネルの治療を嫌がり、出て行ってしまうのでした。

国王ジョージ5世クリスマスの放送の日がやってきました。ジョージ5世は威厳のあるスピーチを終えると、これからはジョージがスピーチをする機会が増えると話します。彼は既婚者と恋愛している長男のことを気に入っていなかったため、次男であるジョージに入る仕事が増えると言うのです。

彼は悩みながら家に帰り、ライオネルに渡された自分の音読のレコードを聴きました。すると、驚くべきことに彼はその時吃ることなく喋ることが出来ていたのです。それからジョージはライオネルの元での治療を再開します。彼は毎日ライオネルの元へ通い様々な治療を行い、スピーチも少しずつ上達しました。

映画【英国王のスピーチ】のあらすじ【3/4】

ある日、ジョージ5世が亡くなります。そのため長男であるデイヴィットが即位しますが、彼は自分の好きな相手との結婚が許されなくなることをひどく悲しむのでした。その後ジョージはライオネルの所を訪れ、自分の過去を語ります。

彼は、兄には自分の吃りを馬鹿にされ父には怒鳴られたことを話します。さらに、聞き手やX脚も矯正されてきたこと、乳母に嫌われ食事をもらえなかったこと、などをライオネルに打ち明けるのでした。

後日ジョージはあるパーティーに出席します。同じく出席していたデイヴィッドは、ウォレスと結婚すると言い張っていました。しかしジョージはそんな兄を前に吃音の症状が出てしまい、言い返すことが出来なかったのです。彼は自分の兄に言い返すことさえ出来なかったことを悔しみ、ライオネルのところへ行き、兄の悪口を吐き出すのでした。

その後2人は外に出て散歩します。兄の代わりにになることを嫌うジョージでしたが、ライオネルは勇敢なジョージなら良い王になれると話しました。しかし、ジョージは気を悪くして「診療を終了する」と告げて帰ってしまうのでした。

映画【英国王のスピーチ】のラスト・結末(ネタバレ)【4/4】

数日後、デイヴィッドが王位を退きジョージがジョージ6世として新たな王となります。デイヴィッドは、自分は王として相応しくないこと、ウォレスなしでは働けないことを主張したのでした。ジョージも自分は王として相応しくないと考え大きなプレッシャーを感じていました。

一方、当時のヨーロッパではヒトラーを擁するドイツのナチ党、そしてムッソリーニがいたイタリアのファシズム勢力が拡大し、イギリスも戦争に参加すると考えられていました。国民全体が一致団結して戦争に勝つためにも、国王の発言や態度はかなり重要になってくるのでした。

そこでライオネルの必要性を再認識したジョージは彼の診療を再開します。ジョージは載冠式の準備にライオネルを同行させ、2人でリハーサルを行いました。結果、ジョージ6世は大きなプレッシャーを乗り越えて式を成功させるのでした。

その頃ドイツのヒトラーは雄弁なスピーチで国民を総動員し、戦争への準備をどんどんと進めていきます。イギリスの首相であるボールドウィンもドイツの実態を見抜くことが出来なかったことに責任を感じ辞職します。国にとってジョージ6世の存在はどんどん重要になっていくのでした。

1939年9月3日、ドイツとイギリスが開戦し、ジョージは国民に向けたスピーチを緊急で行うことになります。彼はすぐにライオネルを呼び2人で練習を開始しました。本番の40秒前になった時、ジョージはライオネルに感謝を伝えるのでした。

イギリス全体にとって重要なジョージ6世のスピーチが始まります。彼は目の前に立っているライオネルに向かって話しているつもりで文章を読み始めます。ライオネルは表情と口の動きでジョージを励まします。こうして彼のスピーチが終了しました。そのスピーチは今までにない素晴らしいものとなったのでした。

スピーチを成功させたジョージの顔には王としての威厳が漂い始めました。1944年、ジョージ6世はライオネルにロイヤル・ヴィクトリア勲章を授けます。そして、ライオネルとジョージは生涯にわたり良きであり続けたのでした。

感想・レビュー・口コミ


↑上手くスピーチが出来ない状態から少しずつ成長していくジョージの様子を細かく表現しているコリン・ファースの演技には感激です。


↑利き手やX脚を矯正され、自由な恋愛は許されず、いつでも国民の代表でいなければならない国王の大変さもとても伝わってきました。

https://twitter.com/s72966943/status/1242817862839889921
↑生まれつき吃音の子はいないこと、治すには心と向き合う必要があること、など吃音という症状についての認識を広める役割も果たしていますよね。


↑人に何かを伝える上で本当に大切なことがこの映画から見えてきますね。何かを伝えようとする気持ちが一番大事なのではないかと思いました。


↑最後のシーンでは、ジョージ6世が上手く話せるかどうか見ていて緊張しましたが、成功した時にはとても嬉しい気持ちになりました。

まとめ

映画「英国王のスピーチ」のキャスト紹介、ネタバレは以上になります。

信頼関係の築き方、伝えたいことを伝える術、王族の大変さ、吃音について、第二次世界大戦時のイギリスの様子などなど…この映画から学ぶことは多いと感じました。

和やかな気持ちになりたい時、何かを頑張りたい時などにぜひご覧になってみて下さい。

ではまた次回!

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